2025年3月03日、岩手県大船渡市の山林火災は発生から6日目の3日も延焼が続き、焼失面積は前日から約300ヘクタール広がり、約2100ヘクタールに拡大している。
山梨県大月市猿橋町小沢で発生した山林火災について、発生6日目の3月3日午後2時30分に鎮圧した、と県警大月署が発表した。 署によると、山林計150ヘクタールと空き家1軒、その近くの物置が焼けた。
2025年3月05日、厚生労働省が、2024年の生活保護利用状況(概数値)を公表した。生活保護の利用申請件数は25万5897件となり、現行の集計方法となった13年以降で最多だった。前年と比べて818件(0.3%)増えた。13年の25万4785件をピークに減少傾向だったが、コロナ禍の20年に増加に転じ、5年連続で増え続けている。
2025年3月06日、欧州中央銀行(ECB)は理事会で、5会合連続となる0.25%幅の利下げを決めた。民間銀行がECBにお金を預ける際の金利を年2.75%から2.50%へ引き下げる。他の政策金利も同様に0.25%幅引き下げる。インフレの鈍化や景気減速を踏まえたものだ。
セブン&アイ・ホールディングスは、井阪隆一社長(67)が5月に退任し、後任に社外取締役のスティーブン・デイカス氏(64)が就く人事を発表した。
2025年3月07日、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールは、セブン&アイ・ホールディングスに提案している買収について、米規制当局の承認を得るために「米国の店舗の売却候補を特定した」との声明を出した。両社が統合すると米国でのコンビニのシェアが高くなり、当局が認めない可能性があるため、一部店舗の売却によって規制をクリアしたい考えだ。米国のコンビニ業界でのシェアはセブンが1位で約8%、クシュタールが2位で約5%。
2025年3月10日、岩手県大船渡市は、山林火災での避難指示を、全て解除すると発表した。前日の9日午後5時には、延焼拡大の恐れがなくなったとして、鎮圧を宣言。焼失面積は市の面積の約9%にあたる約2900ヘクタール。
2025年3月12日、この日は、今年の春闘の集中回答日を迎えた。物価高や人手不足を背景に、定期昇給(定昇)を含む賃上げ率が33年ぶりの5%台となった昨年に続いて高水準の回答が相次いだ。トヨタ自動車は、労働組合からの賃上げと年間一時金の要求に、満額で応じた。満額回答は5年連続。
2025年3月14日、キャッシュレス推進協議会が、PayPayなどのコード決済の2024年の利用額公表した。利用額は、前年比26%増の18.7兆円だった。コロナ禍前の19年は1.1兆円で、5年間で17倍に増えている。
2025年3月19日、大リーグの開幕カード「カブス対ドジャース」の第2戦が東京ドームであり、ドジャースが6-3でカブスを下し、開幕2連勝を飾った。ドジャースの大谷翔平が今季初アーチを放った。ロッテから加入したドジャースの佐々木朗希が先発でメジャーデビューを母国で果たした。3イニング1失点でマウンドを降りた。
2025年3月24日、マイナンバーカードに運転免許証の情報を入れて一体化する手続きが、全国で始まった。一体化は希望者が対象で、運転免許センターなどでできる。従来の免許証を持ち続けることも、両方を所有することも可能。
2025年3月25日、東京地裁は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散を命じた。解散の命令は文部科学省が請求していた。教団が信者を操り、巨額の献金やその他の金銭的な犠牲を強いたと、同省は主張した。
2025年3月26日、全国銀行協会は、約束手形や小切手のデータをやり取りする電子交換所を2027年4月で終了すると発表した。政府は26年をめどに約束手形を原則廃止、小切手も縮小する方針を表明。
2025年3月30日、第97回選抜高校野球大会は、阪神甲子園球場で決勝があり、横浜(神奈川)が智弁和歌山を11―4で破り、19年ぶり4度目の優勝を果たした。神奈川勢の選抜優勝は、2021年の東海大相模以来、通算8度目。